庭で子供と遊べる家にしたい、広いリビングがほしい、奥様が花粉症なので室内干しの場所などの要望を、建築家はシンプルな中にも考え抜かれた間取りで実現しました。ご主人の愛車(バイク)を収めるガレージも、新吉の段差をうまく取り入れつつ建物と一体的にデザインしています。
ご主人は天候に左右されずじっくりとバイクの手入れができるガレージを手に入れ、趣味の時間がますます充実。奥様は面識のゆとりあるキッチン
タイル張りのおしゃれな洗面、たっぷり入る玄関のシュークロゼットがお気に入りだとか。これからは庭でBBQをしたりホームパーティを開いたり、今までになかったイベントで休日が彩られそうです。
広がりの中にも落ち着きが感じられるリビングダイニング。
露出した柱と梁はダークブラウンに染色して、
キッチンの黒いタイルとともにシックな雰囲気をつくった。
床はオークの無垢フローリング。
バイクガレージの壁は、一面のみバイン材を張った。
意図的に凸凹を付けて張ることでラフな雰囲気を出している。
ここでなら雨の日も思い切りバイクいじりに没頭できる。
バイクが風雨で傷まないように、シャッターも完備。
2階の寝室には奥行の深いウォークインクローゼットを備えた。
完全に仕切らずに、低めの壁で軽く区切ったので
空気が籠もらず使い勝手も良い。ネイビーのクロスでアクセントに。
スケルトン階段は空間を区切らないので広々と感じられる。
奥のキッチンは上部が吹き抜けになっており、光が2階から落ちる。
庭への出入りがしやすいように、
ハードウッドのウッドデッキをしつらえた。
芝生が根付いてきれいに生えそろってきた。
軒を深く出し軒天に木の板を張ったデザインは、
工務店の木へのこだわりを感じさせる。
外壁のガルバリウムとの相性もよく、
風雨を避けることで建物の傷みを軽減できる。