大きな窓から明るい光が差し込む開放的なLDKとホテルライクなくつろぎ感を大切にしたベッドルーム&サニタりー。用途の異なる空間を二つのフロアに分散させた住まいは、「慣習的な概念にとらわれない家づくり」をモットーとする建築家の設計です。
行き止まりのない回遊式の2階のLDKは、親しい友人たちとのコミュニケーションを楽しむパブリックスペース。LD全体を見渡せるキッチンは、夫婦や友人通しが会話を楽しみながら伸び伸びと調理ができるアイランドキッチン型を採用しました。
LDKをより明るく広々と見せるため、階段ホールの壁は耐震ブレースにして、圧迫感を払拭。ベランダからの光が存分に降り注ぐように計算されています。
母屋に隣接するオフィスは、玄関を出て通路を通って移動する独立型。
通風のある格子屋根を通路上に付け、母屋とのつながりを意識。
開放感のあるアイランド型キッチン。
油汚れの期になるIHヒーター脇に手入れのしやすいタイル壁を設け、掃除面を高めた。
キッチンを中心にリビング、
パントリー両方向へぐるりと回遊式の動線で家事の負担を軽減。
暮らしの中心となるLDKは、
隣家からの視線や採光に配慮し、2階に設置。
3方向に窓を設け、
仕切りのないワンルームにすることで明るく開放的な空間を実現。
2階ホールは耐震ブレースを採用して圧迫感のない空間に。
ゲストにも使用しやすいよう2階にも洗面台を設置。
ホールからパントリーとリビングに行き来できる。
キッチンからLDを見渡す。
フォーカルポイントになるリビング奥の壁をくり抜き、
ソファなどの家具と調和するグレーのクロスを張った。
壁裏に間接照明を配しているため、夜にはやわらかな光の陰影を楽しめる。
洗面所とトイレ一体型のホテルライクなサニタリー。
大きなミラーやモザイクタイルの床でおしゃれに仕上げた。