「家を建てるなら、普段とはちょっと違う家にしたかった」というご夫婦。部屋数は必要最低限、和室も必要ないことから、あえてワンフロアの平屋住宅を希望しました。建築家から提案されたのは、LDKに続く来客用の玄関と、プライベートルームに続く家族用の玄関を使い分けられるプラン。「来客用の玄関ホールは、写真や絵が飾れるギャラリースペースも兼ねていて、訪れる人がこの家はなんだか楽しそう!とワクワクしてくれると感じました。
家族用玄関には、家族全員の衣類が集中管理できるファミリークローゼットがあり、外出や帰宅時のす身支度がスムーズにできます。また、ハンガーに干した衣類をそのままかけられるなど、自分たちが思ってもみなかった工夫が満載で、一目で気に入りました」と奥様。
約8畳の広さを確保したインナーテラスは、「庭は欲しいけれど、共働きで手間をかける時間があまりない、自分たちのようなライフスタイルにはぴったり」とご主人。「テラスがあることで、大きな窓から視線が抜け、LDKがより広く感じます。子供の遊び場としてだけでなく、将来は大勢の友人を招いてホームパーティを楽しむ太ですね」と話してくれました。
白のガルバリウムの外観は、「飽きがこない色にしたかった」というご夫婦のこだわり。
一部分にレッドシダーを取り入れてナチュラルな印象を強調。
無垢のアカシアの床がぬくもりを添えるダイニング。
キッチンと背面収納は、イタリアの雰囲気と調和する木目調メラミンキッチンを採用。
家族全員の洋服がしまえるファミリークローゼット。
洗濯後、ハンガーを干した衣類をそのまま掛けられるので、畳む手間を減らせる。
洗面室は、大人2人が並んで身支度できるよう鏡の幅を広めに。
シンクは底がフラットで洗い物がしやすい病院用をセレクト。
ミントグリーンの壁紙がキュートな約10畳の子供部屋は、2分割ができるつくりに。
窓からは、四季折々のリンゴ畑の景色が楽しめる。
約8畳のインナーテラスには、セランガンバツのウッドデッキを設置。
プライバシーを守りながら友人を招いてバーベキューなども楽しめる。