Q&A

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Q 注文住宅の地下室づくりではどのような失敗がある?その対策とは?

用途の幅が広く、暮らしの充実度を上げてくれる地下室。注文住宅で取り入れようとしている方は多いのではないでしょうか。ですが、地下室をつくったことに後悔してしまうケースもしばしば見られます。そこで今回は地下室づくりでよくある失敗と、その対策をご紹介します。

 

地下室づくりでよくある失敗とは?

実際にどのような失敗がよく見られるのか。ひとつずつチェックしていきましょう。

 

・湿気の対策があまかった

地下室の魅力のひとつに1年を通して室温が安定するというものがあります。しかし、地下室には室温が安定しているがゆえに、湿気が溜まりやすくなるというデメリットも。この湿気の対策があまいと結露があらわれやすくなり、カビが発生する原因になります。結果、カビ臭い空間になり、使用頻度が低くなったりします。地下室を設置するときは必ず、しっかりとした湿気対策をする必要があります。

 

・常に暗い空間になってしまった

地下室には大きくわけて全地下タイプと半地下タイプの2つがあります。このうち全地下タイプの場合は、特に採光のことを考えなければなりません。光が入らないことで常に暗い空間になってしまうためです。暗い空間は心身に影響を与えます。地下室をつくる際は採光対策にも取り組むようにしましょう。

 

・有効活用できなかった

地下室を設置したのはいいけど結局、有効に活用できなかった…。ここもよくある失敗パターンとして挙げられます。地下室を有効に使うためにはある程度、事前に用途を考えておくことが大切です。用途に目安をつけておけば、必要な設備も検討しやすくなります。たとえば、物置として活用するなら湿気対策を、居住スペースとして活用するなら湿気対策に加え採光対策も、というように考えることができます。おしゃれだから欲しい…という理由で地下室をつくると、のちのち後悔につながるかもしれません。

 

地下室づくりで後悔しないためには?

前述したような失敗を防ぎ、快適な地下室をつくるためにはどのような対策に取り組む必要があるのでしょうか。ポイントを3つご紹介します。

 

・しっかりとした換気システムを導入する

湿気が溜まりやすい地下室では換気システムが必須です。換気システムを設けることで、地下室で起きやすい結露の発生を抑えることができます。また、断熱対策や防水対策を施しておくと結露の発生をより抑えやすくなり、カビの発生を防げます。予算の関係でこれらの設備を設置できないケースもあると思いますが、ここを怠ると快適な地下空間をつくることが難しくなります。地下室をつくる際はあらかじめ、こうした設備が必要になることを踏まえたうえで予算を考えておくとよいでしょう。

 

・ドライエリアを設置する

採光問題は地下室にドライエリアを設けることで解消できます。ドライエリアとは地下室に開口部を設けるためのスペースのことです。このスペースを利用すれば、地下空間に太陽光を取り入れることができます。また、気軽に外気を入れることが可能なため、換気の役割も果たしてくれます。地下室を居住空間とするなら、ドライエリアの設置は必須と言えるでしょう。

 

・業者を入念に検討する

地下室のある住宅をつくった実績がある業者を選ぶことも失敗を防げるポイントになります。地下室づくりはそれ相応の経験と実績があってこそ成り立つものです。豊富なノウハウのある業者であれば、地下室で起こりうる問題や、快適な空間にするためのコツを踏まえて住宅を設計してくれます。注文住宅で地下室を取り入れたいと考えるなら、デザインやコストだけでなく、地下室づくりの実績があるかどうかまで踏まえて業者を選ぶことをおすすめします。

 

まとめ

魅力がたくさんある地下室ですが、つくったあとに後悔してしまう場合も少なくありません。地下室のある住宅で快適な暮らしを送っていくためにはさまざまな対策を施しておくことが重要です。ぜひ今回ご紹介してきたポイントを参考にしながら、地下室づくりに取り組んでみてください。

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