Q&A

Q&A

Q 注文住宅の地下室づくりでおさえておきたいカビ対策とは?

地下室ならではの問題のひとつにカビがあります。1年を通して温度が安定し、外気による影響が少ない地下室。その反面、湿気が溜まり、結露が起きやすい一面もあります。それがカビを招くことにつながります。今回は、そんな地下室で起こりうるカビの対策方法をご紹介します。

 

カビが発生する原因

冒頭でも簡単に触れましたが、カビは結露によって引き起こされます。外気と室内の温度に差が生まれやすい地下室では結露が起きやすく、それがカビを発生させるのです。カビ対策をしていない地下室は、のちにカビの臭いが充満した空間となります。結果、地下室をあまり使わなくなるケースも少なくありません。そのため、地下室をつくるときは事前にどのようにカビの発生を抑えるか考えておくことが重要です。

 

カビが発生しやすい場所とは?

カビは湿気がこもりやすく、結露が起きやすい部分に発生します。地下室だと隅のほうから徐々にカビが発生していきます。隅のほうは空気が循環しにくく、湿気がこもりやすいためです。カビ対策は地下室のなかでも湿気がこもりやすい部分を重点的におこなうようにしましょう。

 

地下室をつくる際に取り入れたいカビ対策

地下室のカビを事前に防ぐ対策は5つあります。ひとつずつ見ていきましょう。

 

・防カビ対策を施す

あらかじめ防カビ対策をしておけば、カビの発生を抑えることができます。基本的には地下室を設置したときに業者が施してくれますが、完成したあとに市販の商品を使って防カビ対策するのもおすすめです。スプレータイプや吊り下げタイプなど、防カビ対策の商品はさまざまです。使いやすいタイプの商品を取り入れるようにしましょう。

 

・換気システムを取り入れる

地下室をつくるときは換気システムも同時に取り入れましょう。外気と室内の空気をうまく入れ替えることで湿気がこもるのを防ぐことができます。ただ、気温が高くなる夏期に外気を取り込むと、むしろ湿気が溜まりやすくなり、結露によるカビの発生を促してしまいます。気温が高い時期の換気には注意が必要です。

 

・ドライエリアを設置する

また、ドライエリアを設置して定期的に空気を入れ替えるようにしてもいいでしょう。ドライエリアとは地下室と同様、地面を掘ってつくるスペースで、地下室の開口部としてよく採用される空間です。おもに採光を確保するためにつくられるのですが、外気を取り入れることもできるため、湿気対策として用いられることがあります。

 

・外気と内壁の間にボードや断熱材を入れる

地下室を形づくるコンクリートを温めれば、カビを招く結露の発生を抑えることができます。ただし、コンクリートは外気によって温度が変動しやすいものです。よって、壁と外気の間にボードや断熱材を入れ、なるべくコンクリートの温度を上げるようにしましょう。そうすれば結露を抑えられ、カビの発生を防げることにつながります。コンクリートの温度は26℃がひとつの目安となっています。

 

・除湿機を設置する

湿気が溜まりやすい地下室では除湿機の利用も検討しましょう。換気システムと同時に除湿機を取り入れれば湿度が一定に保たれやすくなり、カビの発生を抑えられることが期待できます。24時間稼働させておけば、より湿度を保ちやすくなります。

 

まとめ

地下室はさまざまな用途で活用できる空間です。しかし、カビの発生によって空気が悪くなり、臭いが出てきたりすると、積極的に利用したいとは思えなくなってしまいます。地下室をつくるときは、事前にカビ対策を徹底することをおすすめします。また、カビが発生したときはすぐに除去し、快適な空間を保つことを心がけましょう。それが、充実したマイホームライフを送れることにつながります。

ユライブの家づくり

  • デザイン
  • 住宅性能
  • プライス
ご相談・お問い合わせ
お家に関するご相談、お見積、
モデルハウス見学予定などなんでも承ります。
お気軽にご相談ください。
CONTCT FORM
お電話でのお問い合わせは TEL.0120-100-363 【受付時間】9:30~20:00 第2・第4火曜(水曜定休) ※電話番号は、お間違えのないようお確かめの上、
お掛け頂きますようお願い致します。
ユウハウジング株式会社
FOLLOW ME!
ユライブアーキテクトの最新情報は、
フェイスブック、インスタグラムでご紹介!