マイホームの購入を検討している方のなかには、注文住宅と新築マンションのどちらにしようか迷っている方もいるでしょう。今回は、この2つのうち、どちらを選べば良いのか。その選び方のポイントを2つお届けしたいと思います。

「理想の暮らし方」から注文住宅かマンションかを考える

注文住宅と新築マンションのどちらを購入しようか迷ったときは、「理想の暮らし方」から決めてみましょう。利便性の高い環境で暮らしていきたいのか。落ち着いた環境でのびのびと生活していきたいのか。といったように今後のライフプランを立てていきます。

そして、そのライフプランを叶えるうえで、注文住宅が望ましいのか、マンションが望ましいのかを考えれば、購入すべき家の見当がつくはずです。以下に、注文住宅とマンションの特徴をまとめたので、ライフプラン通りの生活が送れそうなほうを選んでみましょう。

・注文住宅とマンションの特徴

「費用」から注文住宅かマンションかを考える

注文住宅とマンションの選び方では、購入費用から考えてみることもオススメです。マイホームの購入を検討している方のなかには、なるべく費用を抑えたいと思っている方もいるでしょう。この方法は、そんな方に最適な選び方と言えます。ただ、費用から注文住宅かマンションかを選ぶ際は、事前に住むエリアを決めておくようにしましょう。

一般的に注文住宅は費用が高くなると思われます。注文住宅を建てることになったら、「土地の購入費用＋建物の建築費用」がかかるからです。理想の住まいをつくるために、こだわりの設備や材質にすることも、「注文住宅＝高い」というイメージにつながっていることでしょう。

その一方、マンションは注文住宅よりも低コストで購入できると思われがちです。しかし、マンションでも立地やグレードなどによっては、注文住宅より費用が高くなることがあります。また、マンションの建築費用が予想よりも膨らんでしまったことで、想定していた予算では購入できないケースも少なくありません。

さらに、注文住宅でも立地にこだわらなかったり、設備や材質のグレードを抑えたり、デザインをシンプルなつくりにしたりすれば、費用を抑えることができます。そのため、一概に「こっちのほうがリーズナブルに購入できる」と言えないのが実情です。

ただし、事前に住むエリアを決めておけば、そのエリアではどちらのほうが費用を抑えて購入できるかがわかります。それほど予算を準備できないために、費用から注文住宅かマンションかを選びたい方は、あらかじめ住みたいエリアを決めるところからはじめましょう。

まとめ

今回は「理想の暮らし方」と「費用」という2つの側面から、注文住宅とマンションではどちらを購入したほうが良いのかご紹介してきました。マイホームを決めるうえで、理想の暮らし方も費用もきちんと考慮すべきポイントと言えます。注文住宅とマンションの2つで迷っている方はしっかりと、将来的にどのような生活を送りたいのか、予算はどれくらい用意できるのか、ということを考えてから理想のマイホームを購入しましょう。