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Q スケルトン階段とは?メリット・デメリットを解説

スタイリッシュでおしゃれなつくりをしているスケルトン階段。その特徴からリビングに設置されることが多い階段のひとつです。今回は、そんなスケルトン階段のメリット・デメリットについてご紹介します。

 

スケルトン階段とは?

通常、階段は踏板と蹴込み板、ささら桁で構成されています。このうち、蹴込み板を設置せず、踏板とささら桁だけで構成されたものをスケルトン階段と言います。スケルトン階段の桁には2つのパターンがあり、ひとつが横から踏板を支える側桁(がわげた)、もうひとつが下から踏板を支える力桁(ちからげた)となっています。また、ストレートや上曲がり・下曲がり、L型、Uターン、らせんと、デザインも5種類あります。シンプルでありながらも画一的なつくりにならない。ここがスケルトン階段ならではの魅力と言えます。

 

スケルトン階段のメリット

スケルトン階段のメリットは主に3つあります。

 

・空間に開放感が生まれる

スケルトン階段には蹴込板がありません。重厚なつくりをした階段とは異なり、全体的に隙間があるため、階段をはじめ、設置した空間に開放感が生まれます。また、隙間から光が差し込むことで階段が明るくなる、使用する人の姿が見えるのでコミュニケーションを取りやすい、などの特徴もあります。

 

・空気の流れを遮らない

踏板と踏板の間に隙間があるぶん、風も遮られることなく吹き抜けていきます。通気性が良いため、室内の換気も効率的におこなうことができます。窓や換気設備の設置場所を工夫することで、常に新鮮な空気を室内に取り入れることも可能になります。風通しは空間を快適なものにするうえで重要なポイントです。ここもスケルトン階段のメリットと言えます。

 

・比較的自由な場所に造作できる

スケルトン階段は、壁がなくても造作できる階段です。空間のレイアウトに合わせて好みの場所に設置できるので、その空間のデザイン性を上げることができます。ただし、手すりがないタイプは、壁を使って階段を固定する必要があります。スケルトン階段のタイプによっては設置場所が限られてくるので注意が必要です。

 

スケルトン階段のデメリット

一方でスケルトン階段にはこのようなデメリットもあります。メリットとともに知っておきましょう。

 

・導入費用が高くなる

スケルトン階段の安全性や強度を確保するためには、それ相応の施工が必要になります。その工事費が、通常の階段を設置するよりも高くなる傾向にあります。階段のタイプや素材、デザインなどによって変わってきますが、一般的な木の階段が10万円~20万円に対して、スケルトン階段は70万円〜になることが多いです。

 

・小さな子どもや高齢者には危険?!

踏み板と骨組みのみでつくられていることから、大人ほど足がしっかりしていない小さな子どもや、足腰の弱い高齢者が使用するには注意が必要になります。蹴込み板がないぶん、足を踏み外して、隙間にはまり込んでしまうリスクが少なからずあるためです。安全性を考慮して、基本的には大きく隙間が空くような施工はしません。ですが、念のため、踏板に滑り止めを取り付けたり、落下を防ぐネットを設置したりすることを検討しましょう。

 

・階段下を収納場所にしにくい

通常の階段であれば、階段下のスペースを収納空間として活用したりします。しかし、スケルトン階段は階段下にゆとりのあるスペースを設けて開放感を得られるところに魅力があるものです。そのため階段下を収納場所として活用しにくいという側面があります。ただし、ガラスやアクリル板といった透明の材質を使った棚などであれば、開放感を損なわないで収納スペースとして使うことができます。また、観葉植物などを置くスペースとして活用してもいいでしょう。

 

まとめ

スケルトン階段は空間をよりおしゃれなものにする際に大きく貢献してくれるものです。しかし、良い部分だけでなく、事前に注意しておきたい部分もあります。スケルトン階段を検討している方は、メリットとデメリットを把握したうえで、設置するかどうか考えていくことをおすすめします。

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