新しい家を建てる際、運気的にも良い住まいにしたいと思っている方は多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが「風水」の活用です。今回はどのような間取りなら運気が高いマイホームとなるのか。風水を参考に見ていきます。また、家相についても触れますので、これからマイホームを建てようとしている方はぜひ参考にしてください。
運気が高いマイホームに!空間ごとの理想の方角と位置
風水では吉・凶を占う際、個人の吉方位をもとにします。家においてはその家の世帯主の吉方位を参考に間取りなどを決めていくことになります。以下、それぞれの空間をどの方角や位置に配置すればよいのか見ていきましょう。
・玄関
風水では明るく風が通ることが理想の状態。そのため、風の通り道をつくる玄関は、風水において最も重要な場所となります。実際に玄関を設置する際は、世帯主にとって吉の方角にします。
・リビング
リビングは家族の関係値を左右するところです。まずは、居心地の良い雰囲気をつくることを心がけましょう。気の流れ的には玄関からリビングに入って、そこからすべての部屋へ行けることが理想です。玄関と同じく、世帯主にとって吉の方角に設けることが望ましいとされています。
・トイレや洗面所、浴室
風水的に「トイレ」「洗面所」「浴室」は陰の気がこもる場所です。そのため、家の中心にこれらの設備を配置することは控えましょう。また、良い気が通る玄関と陰の気がこもるトイレは離したほうがよいとも言われています。
・キッチン
キッチンは家族の和を生み出します。世帯主にとって吉の方角で、明るく風通しが良いところに配置することが理想とされています。
・階段
玄関から入って正面の位置に階段を配置することは控えられています。このような配置にすると、玄関から入ってきた良い気がすぐに2階へ上がってしまうからです。そうすると、良い気が家全体に回らず、運気が下がってしまいます。良い気が家全体に回るように、階段はリビングの近くに配置するようにしましょう。
・寝室
寝室は健康に関係しているところです。配置場所は世帯主にとって吉の方角が理想とされています。しかし、部屋の配置よりも重要なのはベッドの位置です。部屋のなかでも凶の方角にベッドを置いては運気が下がってしまう可能性があります。部屋はもちろんですが、ベッドも吉の方角に設置することを意識しましょう。風水では北枕も良いとされていますので、取り入れてみてもよいでしょう。
なるべく避けたい間取り
日本には古くから方角によって家の位置や間取りを決める方法があります。これを「家相」と呼んだりします。ここからは、家相を参考になるべく避けたい間取りをご紹介します。
・鬼門と裏鬼門に玄関などが配置されている
方位には「鬼門」「裏鬼門」と呼ばれる方角があります。具体的には北東と南西なのですが、この方角に玄関やトイレ、車庫などを設けることはなるべく控えるようにしましょう。もし、配置することになった場合は、こまめに掃除するなどし、常にキレイな状態にしておくことをおすすめします。
・玄関と窓が直線上に配置されている
玄関と窓が直線上にあると、玄関から入ってきた良い気がすぐに出て行ってしまうため、あまり好ましい配置とは言えません。間取りを決める際は、なるべく玄関と窓の配置を直線上にしないようにしましょう。直線上になってしまった場合は、途中で観葉植物などを置き、気の流れを遮ることをおすすめします。また、窓にカーテンを設置してもよいでしょう。
・大きく欠けている間取り
風水では長方形、または正方形が理想的な家の形とされています。一部だけ大きく欠けていたり、張りがあったりするような間取りは注意が必要です。
まとめ
風水では空間ごとで最適な方角が異なります。また、家相でも吉凶の方角が存在します。運気の高い家にしたい方は、ぜひこの2つを参考にしながら間取り設計を進めてみてはいかがでしょうか。